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木村石材店の四代目が、業務に関することや地元・会津に関することを中心にお送りいたします。
先週の話になりますが、とあるお墓で、手彫りで戒名を彫ってきました。
現在主流の文字彫りの方法は、サンドブラストと言って、石にゴムシートを貼り、文字を切り抜き、砂を吹き付けて彫るものなんですが、今回は石の風化が激しく綺麗には彫れないと判断。
よって手彫りで彫ることになったわけです。



こう見えて自分、手彫りも出来るんです。
父ほど敏速には行きませんが(笑)




サンドブラストが主流になってきてる昨今ですが、こういう技術はずっと後世まで伝えていきたいものです。
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たまには仕事の話を。

本日は、先週までお墓のリフォームの仕事をしていたためにできなかった仕事に手を付けました。

次の現場で使う石の整理、墓誌の文字彫り、石磨き。



文字彫りをしたのは、インド産のクンナムという黒御影石です。
このクンナムという石は結構硬い石でして、文字彫りにかかる時間は、白御影の倍に及ぶ時もあります。
しかし吸水率も低く、年数が経っても変色が少ないので非常に人気があります。

今回は10人分の戒名を彫ることになっていたので、午後は丸々文字彫りに費やしました。
明日現場に持って行って、据え付けとなります。


そうして俺が文字彫りをしてる間に、父は工場で石磨きをしてました。
大理石を磨いてほしいという依頼です。

実は、大理石と御影石って磨き方が少し違うんですよ。
御影石の磨き方で大理石を磨いても、ちょっと艶がイマイチと言いますか、石種によっては艶が出ないことも。もっとも、御影石と同じ磨き方でも艶の出る大理石もありますが。
それはともかくとして、上手に磨けば、ご覧の通りです。

【before】





【after】



写真では分かりづらいかもしれませんが、窓の光が反射するくらいにピカピカです。
指触りも凄く滑らかなのに、それをお伝えできないのが非常に残念!

早速お客さんのところへ届けたところ、「こんなに綺麗になるのか!」と喜んで頂けたそうです。
それにしても、この石を何に使うのかが気になります(笑


何はともあれ、当店は大きい仕事も、ちょっとした仕事も、分け隔てなく全力でやることをモットーとしております。
「こんな仕事、引き受けてもらえるのかなぁ」と思うようなことでも、是非、ご相談ください。

どうもお久しぶりです。
先週まで、北会津町の宮ノ下にある八幡神社で仕事をしていました。

実はこの神社、過去にも当店で仕事をさせていただいたものが数点あります。
鳥居、灯籠が二対、狛犬。
特に鳥居の方は、僕にとっては家業を手伝い始めて一番最初の仕事だったので、非常に思い出深いものがあります。(鳥居の写真はホームページの方でご覧になれます)
そして、二対の灯籠と狛犬。
これには初代・木村文吉の名前が刻んであります。
僕が生まれるより何年も前になくなっているので直接会ったことはありませんが、それだけにこういう所に刻んである名前を見つけると、つい感慨に耽ってしまいます。



さて、話を戻して今回の仕事ですが、
今回は石畳の方を新しくすることになりました。



御宮を支える2本の柱が石畳にかかっていて、それを動かさずに基礎工事をするという方向で話がまとまっていたので、いつもよりも緊張感溢れる仕事となりましたが、なんのトラブルもなく、無事に仕事を終えることが出来ました。





依頼主のお客さんにも喜んでもらえただけでも嬉しいのですが、今回は更に、宮司さんから感謝状までいただいてしまいました。本当にありがとうございます。
宮司さんは「次は参道を新しくできたら良いな」と言っていたので、その時もまたお声をかけて頂けたら―と思いつつ、明日もまた切磋琢磨に努めようと思いました。


先月取材して頂いた出版社の本が出ました。
「月刊石材」2010年2月号です。
巻頭グラビアということで、4ページに渡って写真付きで当店についてのことが書き綴ってあります。



これは非常に嬉しいことです。ありがたいことです。
記念に30冊くらい買っておきたいくらいです。
取材当日、僕や父の写真を撮ったりもしたので、「あの写真が載ったら、きっとハリウッドあたりからスカウトが来るだろうなぁ」と思ってたんですが、残念ながら僕の写真は掲載されませんでした。惜しかったです。

それにしても良い経験をさせて頂きました。
出版社のみなさま、ありがとうございました!!

今日、東京から出版社の方が来てくださいました。
「石屋・原風景」をテーマとして、全国の石材店の歴史を写真によって振り返る―という企画の取材のためです。

会津の石材業界の歴史については色々と知っているつもりでしたが、家に保存されていた作業風景等の写真と共に父が語る昔話はそれ以上の情報量で、ついつい出版社の方と一緒に聞き入ってしまいました。
写真を通じる事でしかその歴史を目にすることができない今となっては、そういった昔話は形のない宝物のような気がします。
そして、僕自身も後世の人達にこういった歴史を教えられる語り部となるべく、今日聞いた話は忘れないようにずっと記憶の片隅に残しておきたいと思います。

うちの出した資料が出版社の方の期待に添える内容だったかどうか少し心配ですが、
僕としては またとない経験をさせて頂き、非常に有意義な時間となりました。

今日は、本当にどうもありがとうございました。

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プロフィール
HN:
四代目
年齢:
36
Webサイト:
性別:
男性
誕生日:
1984/03/07
職業:
石材店
趣味:
ボルダリング
P R
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