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木村石材店の四代目が、業務に関することや地元・会津に関することを中心にお送りいたします。
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久しぶりの更新です。

今年は雨が少ないですね。
おかげで仕事も順調に進み、気持ちよくお盆を迎えられそうです。

まずは今年建てさせていただいたお墓の紹介から。

お墓の建立を考えている方の参考になれば幸いです。












そして、本日無事に終える事が出来た仕事のお話を少々。

去年の七月に起きた只見川が氾濫で倒壊してしまった神社の鳥居を、当店が修復させていただく事になりました。
柱が折れてしまったので、それを繋ぎ、傾け、その上に重い笠石を乗せなくてはいけないので、それなりの知識と技術が必要です。
なかなか引き受けてくれる石屋さんが見つからなかったそうで、完成間近の鳥居を見て非常に喜んで貰えたのがとても嬉しかったです。
なんのトラブルもなく、順調に修復作業が行えました。



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明日から3月です。
あっという間ですね。
今年は去年と比べると雪がしつこいというか何というか。
溶けてきたなぁと思うと、また積もる日々。
なかなか現場に出られません。

現場に出られない日は、パソコンと向かい合ってパンフレット作りをしている四代目です。
業者さんに頼めば簡単なんだけど、いまいち内容に納得できないので、慣れないソフトを使って試行錯誤しながら自分でどうにかしようとしています。
完成までにはまだまだかかりそうです。

さて、今日は前回に引き続き、去年建てさせていただいたお墓の写真を載せたいと思います。

お墓を建立を考えている方の参考になれば幸いです。











お久しぶりです。本当にお久しぶりです。
1月頃は「今年はブログの更新頻度をあげるぞ!」なんて言ってたのに、この有様です。随分長いこと、ブログを放置してしまいました。

今回は、今年建てさせて頂いたお墓の写真を5件ほど載せたいと思います。









どれもこれも、お客さんに満足していただけたので、当社としても非常に嬉しい限りです。

ブログの更新頻度が非常に低い当店ですが、近いうちに今年の春頃に撮ったエアーノミで文字を彫る動画などを公開できたらいいなと思っているので、お楽しみに。

お久しぶりです。

月曜日から石塀の積み直し工事が始まりました。



↑は着工前の写真です。

写真じゃ分かりづらいかもしれませんが、少し傾いてしまっています。

3月11日の地震で倒れなかったのは幸いだったものの、今後いつまで余震が続くかも分からず、万が一石塀が倒れてご近所の方がその下敷きになったりしたら大変ーーということで、当店へと御依頼くださりました。

作業工程(特に積み方)は企業秘密なのでブログに載せることは出来ませんが、ちょっとやそっとの地震ではビクともしない石塀を完成させ、お客様に安心を御提供できればと思います。



ちなみに、この塀に使われている石についてですが、これは栃木県宇都宮市大谷町を中心に採れる「大谷石」と呼ばれる凝灰岩です。

一昔前までは石塀と言えば大谷石が定番でした。
その証拠に、意識して街を歩けば、あちこちの家の石塀がこの大谷石であることに気付くことができます。

何故そんなに人気があったのかというと、大谷石が耐震性や耐火性に優れているからであり、それが大正十二年の関東大震災の時に実績を伴って証明され、その名が一気に広まり、採掘が手掘りから機械掘りになったこともあり、需要が著しく拡大したからなんです。

大学時代に友達と日帰り旅行で宇都宮の大谷石採掘場に行ったことがありましたが、石のことがさっぱり分からなかった当時でも、あの巨大地下空間の奥深くへと進んでいくに連れて盛り上がる雰囲気には結構ワクワクした記憶があります。

今行ったら、きっと違う目線で採掘場を見ることが出来て楽しめるかもしれません。



また、大谷石と言えば、フランク・ロイド・ライトというアメリカの建築家が設計した旧帝国ホテルにふんだんに使われたことで有名ですね。
上述の関東大震災時に耐震性や耐火性が実績を伴って証明されたというのは、この旧帝国ホテルが焼け残ったというところからも来てるんです。
この旧帝国ホテルの内装は本当に職人芸の固まりらしく、業者さん等から話を聞けば聞くほど、行ってみたくなります。

いつか絶対行くぞ!

先週仕入れた白河石を切削機で切る様子をYOUTUBEにアップしてみました。

石屋さんにとっては見慣れた光景なので 面白くも何ともない映像なのですが、石を切る様子を見たことのない方にとっては意外と興味深いんじゃないかなと思ったためです。






・・・・・・丸いカッターが行ったり来たりするだけの、非常に地味な映像ですね。

右端まで行っては、ちょっとだけ下がって左端へ。左端まで行っては、ちょっとだけ下がって右端へ。
そんな感じで、少しずつ少しずつ石を切っていくんですね。

ちなみに、石を切る際には必ず水を出さなくてはなりません。 水を出しながらでないと、カッターが熱を持って使い物にならなくなりますし、粉塵で大変なことになるからです。

一番下まで切る様子を映像に収めたい気持ちもあったのですが、こんな地味な映像を延々と見せられるなんて苦痛でしかないだろうなと思い、数分程度にしておきました。

こんな感じで各面を切り落とし、場所によって様々な加工を施し、何枚もの砥石で磨く。 そういう過程を経て、完成へと近づいていくんですね。
その他にも、各場面での運搬や、文字彫り、現場での据え付け等々。
石山での切り出しから考えてみると、意外と手間がかかっています。

石を磨く様子も撮影したかったのですが、私自身色々とやるべき仕事があったので無理でした。
機会があれば石を磨く様子も動画でお届けしたいと思っているので、お楽しみに。

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プロフィール
HN:
四代目
年齢:
40
Webサイト:
性別:
男性
誕生日:
1984/03/07
職業:
石材店
趣味:
ボルダリング
P R
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