木村石材店の四代目が、業務に関することや地元・会津に関することを中心にお送りいたします。
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一昨日、5月に建立予定のお墓の外柵の石を買いに石山へと行ってきました。
福島県産の「白河石」です。もちろん、石山は白河にあります。
震災以降、倒れた石碑や灯籠の建て直しや修繕が続いていたために会津から出る暇がなかったので今日が震災以降初めての遠出になったわけですが、生で見る震災の被害は凄いですね。
石山に近づくにつれ、被害の大きな建物が増えていく・・・・・・。
割れた道路、瓦が落ちた屋根にブルーシートを張った家、壁が崩れ落ちた家、、、。
更に東に進めば、もっと凄い惨状が当たり前のように広がっているんでしょうね・・・・・・。本当に胸が痛くなります。
そして、目的地の石山でも・・・・・・。
3月11日、最初の地震での落盤事故が起こったそうです。
そして大型のパワーショベルが下敷きに・・・・・・。
怪我人が出なかったのが救いですね。
これほどの大きな被害を受けても、当店の注文を快く受け入れてくださったことは本当にありがたいことです。
対応時の社長の笑顔に、福島県民の底力を感じました。
そして、震災になんて負けないぞ、という気持ちが一層強くなりました。
福島県民は強いんです。
さて。
来週からは、買ってきた白河石の加工に入ります。
石を切る機械が動いてる様子をYOUTUBEなどにアップできたらいいなと思ってます。
ただ、私はビデオカメラを持っていないので、撮るとしたらデジカメのムービーモードでの撮影になるので、画質の方が心配です。
期待しないでください(笑)
福島県産の「白河石」です。もちろん、石山は白河にあります。
震災以降、倒れた石碑や灯籠の建て直しや修繕が続いていたために会津から出る暇がなかったので今日が震災以降初めての遠出になったわけですが、生で見る震災の被害は凄いですね。
石山に近づくにつれ、被害の大きな建物が増えていく・・・・・・。
割れた道路、瓦が落ちた屋根にブルーシートを張った家、壁が崩れ落ちた家、、、。
更に東に進めば、もっと凄い惨状が当たり前のように広がっているんでしょうね・・・・・・。本当に胸が痛くなります。
そして、目的地の石山でも・・・・・・。
3月11日、最初の地震での落盤事故が起こったそうです。
そして大型のパワーショベルが下敷きに・・・・・・。
怪我人が出なかったのが救いですね。
これほどの大きな被害を受けても、当店の注文を快く受け入れてくださったことは本当にありがたいことです。
対応時の社長の笑顔に、福島県民の底力を感じました。
そして、震災になんて負けないぞ、という気持ちが一層強くなりました。
福島県民は強いんです。
さて。
来週からは、買ってきた白河石の加工に入ります。
石を切る機械が動いてる様子をYOUTUBEなどにアップできたらいいなと思ってます。
ただ、私はビデオカメラを持っていないので、撮るとしたらデジカメのムービーモードでの撮影になるので、画質の方が心配です。
期待しないでください(笑)
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どうもこんにちは。
今日は、九月の初め頃に完成したお墓を紹介したいと思います。
普通の五輪塔よりドッシリとしたシルエットの、古代五輪塔です。
五輪塔は五十回忌を迎えたご先祖様を祀る為のものと言われていますが、全てのご先祖様を供養できる供養塔とも言われています。
石種は、インド産のアーバングレーです。
アーバングレーは、硬質で水を吸いにくいので当店でお勧めしている石の一つです。
お客様は県外にお住まいの方でしたが、遠いところを何度も打ち合わせに来ていただき、時にはメールで連絡を取り合い、このような立派なお墓の完成へと辿り着くことが出来ました。
やはり、打ち合わせを重ねに重ねて完成したお墓というのは、お客様には満足していただけ、石屋としても納得のいく仕事ができ、第三者の方からもお褒めの言葉を頂けることが多いです。
それもこれも全て、お客様のおかげです。
どうもありがとうございました!!
今日は、九月の初め頃に完成したお墓を紹介したいと思います。
普通の五輪塔よりドッシリとしたシルエットの、古代五輪塔です。
五輪塔は五十回忌を迎えたご先祖様を祀る為のものと言われていますが、全てのご先祖様を供養できる供養塔とも言われています。
石種は、インド産のアーバングレーです。
アーバングレーは、硬質で水を吸いにくいので当店でお勧めしている石の一つです。
お客様は県外にお住まいの方でしたが、遠いところを何度も打ち合わせに来ていただき、時にはメールで連絡を取り合い、このような立派なお墓の完成へと辿り着くことが出来ました。
やはり、打ち合わせを重ねに重ねて完成したお墓というのは、お客様には満足していただけ、石屋としても納得のいく仕事ができ、第三者の方からもお褒めの言葉を頂けることが多いです。
それもこれも全て、お客様のおかげです。
どうもありがとうございました!!
たまには仕事の話を。
本日は、先週までお墓のリフォームの仕事をしていたためにできなかった仕事に手を付けました。
次の現場で使う石の整理、墓誌の文字彫り、石磨き。
文字彫りをしたのは、インド産のクンナムという黒御影石です。
このクンナムという石は結構硬い石でして、文字彫りにかかる時間は、白御影の倍に及ぶ時もあります。
しかし吸水率も低く、年数が経っても変色が少ないので非常に人気があります。
今回は10人分の戒名を彫ることになっていたので、午後は丸々文字彫りに費やしました。
明日現場に持って行って、据え付けとなります。
そうして俺が文字彫りをしてる間に、父は工場で石磨きをしてました。
大理石を磨いてほしいという依頼です。
実は、大理石と御影石って磨き方が少し違うんですよ。
御影石の磨き方で大理石を磨いても、ちょっと艶がイマイチと言いますか、石種によっては艶が出ないことも。もっとも、御影石と同じ磨き方でも艶の出る大理石もありますが。
それはともかくとして、上手に磨けば、ご覧の通りです。
【before】
【after】
写真では分かりづらいかもしれませんが、窓の光が反射するくらいにピカピカです。
指触りも凄く滑らかなのに、それをお伝えできないのが非常に残念!
早速お客さんのところへ届けたところ、「こんなに綺麗になるのか!」と喜んで頂けたそうです。
それにしても、この石を何に使うのかが気になります(笑
何はともあれ、当店は大きい仕事も、ちょっとした仕事も、分け隔てなく全力でやることをモットーとしております。
「こんな仕事、引き受けてもらえるのかなぁ」と思うようなことでも、是非、ご相談ください。
本日は、先週までお墓のリフォームの仕事をしていたためにできなかった仕事に手を付けました。
次の現場で使う石の整理、墓誌の文字彫り、石磨き。
文字彫りをしたのは、インド産のクンナムという黒御影石です。
このクンナムという石は結構硬い石でして、文字彫りにかかる時間は、白御影の倍に及ぶ時もあります。
しかし吸水率も低く、年数が経っても変色が少ないので非常に人気があります。
今回は10人分の戒名を彫ることになっていたので、午後は丸々文字彫りに費やしました。
明日現場に持って行って、据え付けとなります。
そうして俺が文字彫りをしてる間に、父は工場で石磨きをしてました。
大理石を磨いてほしいという依頼です。
実は、大理石と御影石って磨き方が少し違うんですよ。
御影石の磨き方で大理石を磨いても、ちょっと艶がイマイチと言いますか、石種によっては艶が出ないことも。もっとも、御影石と同じ磨き方でも艶の出る大理石もありますが。
それはともかくとして、上手に磨けば、ご覧の通りです。
【before】
【after】
写真では分かりづらいかもしれませんが、窓の光が反射するくらいにピカピカです。
指触りも凄く滑らかなのに、それをお伝えできないのが非常に残念!
早速お客さんのところへ届けたところ、「こんなに綺麗になるのか!」と喜んで頂けたそうです。
それにしても、この石を何に使うのかが気になります(笑
何はともあれ、当店は大きい仕事も、ちょっとした仕事も、分け隔てなく全力でやることをモットーとしております。
「こんな仕事、引き受けてもらえるのかなぁ」と思うようなことでも、是非、ご相談ください。
どうもお久しぶりです。
先週まで、北会津町の宮ノ下にある八幡神社で仕事をしていました。
実はこの神社、過去にも当店で仕事をさせていただいたものが数点あります。
鳥居、灯籠が二対、狛犬。
特に鳥居の方は、僕にとっては家業を手伝い始めて一番最初の仕事だったので、非常に思い出深いものがあります。(鳥居の写真はホームページの方でご覧になれます)
そして、二対の灯籠と狛犬。
これには初代・木村文吉の名前が刻んであります。
僕が生まれるより何年も前になくなっているので直接会ったことはありませんが、それだけにこういう所に刻んである名前を見つけると、つい感慨に耽ってしまいます。
さて、話を戻して今回の仕事ですが、
今回は石畳の方を新しくすることになりました。
御宮を支える2本の柱が石畳にかかっていて、それを動かさずに基礎工事をするという方向で話がまとまっていたので、いつもよりも緊張感溢れる仕事となりましたが、なんのトラブルもなく、無事に仕事を終えることが出来ました。
依頼主のお客さんにも喜んでもらえただけでも嬉しいのですが、今回は更に、宮司さんから感謝状までいただいてしまいました。本当にありがとうございます。
宮司さんは「次は参道を新しくできたら良いな」と言っていたので、その時もまたお声をかけて頂けたら―と思いつつ、明日もまた切磋琢磨に努めようと思いました。
先週まで、北会津町の宮ノ下にある八幡神社で仕事をしていました。
実はこの神社、過去にも当店で仕事をさせていただいたものが数点あります。
鳥居、灯籠が二対、狛犬。
特に鳥居の方は、僕にとっては家業を手伝い始めて一番最初の仕事だったので、非常に思い出深いものがあります。(鳥居の写真はホームページの方でご覧になれます)
そして、二対の灯籠と狛犬。
これには初代・木村文吉の名前が刻んであります。
僕が生まれるより何年も前になくなっているので直接会ったことはありませんが、それだけにこういう所に刻んである名前を見つけると、つい感慨に耽ってしまいます。
さて、話を戻して今回の仕事ですが、
今回は石畳の方を新しくすることになりました。
御宮を支える2本の柱が石畳にかかっていて、それを動かさずに基礎工事をするという方向で話がまとまっていたので、いつもよりも緊張感溢れる仕事となりましたが、なんのトラブルもなく、無事に仕事を終えることが出来ました。
依頼主のお客さんにも喜んでもらえただけでも嬉しいのですが、今回は更に、宮司さんから感謝状までいただいてしまいました。本当にありがとうございます。
宮司さんは「次は参道を新しくできたら良いな」と言っていたので、その時もまたお声をかけて頂けたら―と思いつつ、明日もまた切磋琢磨に努めようと思いました。
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