木村石材店の四代目が、業務に関することや地元・会津に関することを中心にお送りいたします。
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お久しぶりです。
月曜日から石塀の積み直し工事が始まりました。
↑は着工前の写真です。
写真じゃ分かりづらいかもしれませんが、少し傾いてしまっています。
3月11日の地震で倒れなかったのは幸いだったものの、今後いつまで余震が続くかも分からず、万が一石塀が倒れてご近所の方がその下敷きになったりしたら大変ーーということで、当店へと御依頼くださりました。
作業工程(特に積み方)は企業秘密なのでブログに載せることは出来ませんが、ちょっとやそっとの地震ではビクともしない石塀を完成させ、お客様に安心を御提供できればと思います。
ちなみに、この塀に使われている石についてですが、これは栃木県宇都宮市大谷町を中心に採れる「大谷石」と呼ばれる凝灰岩です。
一昔前までは石塀と言えば大谷石が定番でした。
その証拠に、意識して街を歩けば、あちこちの家の石塀がこの大谷石であることに気付くことができます。
何故そんなに人気があったのかというと、大谷石が耐震性や耐火性に優れているからであり、それが大正十二年の関東大震災の時に実績を伴って証明され、その名が一気に広まり、採掘が手掘りから機械掘りになったこともあり、需要が著しく拡大したからなんです。
大学時代に友達と日帰り旅行で宇都宮の大谷石採掘場に行ったことがありましたが、石のことがさっぱり分からなかった当時でも、あの巨大地下空間の奥深くへと進んでいくに連れて盛り上がる雰囲気には結構ワクワクした記憶があります。
今行ったら、きっと違う目線で採掘場を見ることが出来て楽しめるかもしれません。
また、大谷石と言えば、フランク・ロイド・ライトというアメリカの建築家が設計した旧帝国ホテルにふんだんに使われたことで有名ですね。
上述の関東大震災時に耐震性や耐火性が実績を伴って証明されたというのは、この旧帝国ホテルが焼け残ったというところからも来てるんです。
この旧帝国ホテルの内装は本当に職人芸の固まりらしく、業者さん等から話を聞けば聞くほど、行ってみたくなります。
いつか絶対行くぞ!
月曜日から石塀の積み直し工事が始まりました。
↑は着工前の写真です。
写真じゃ分かりづらいかもしれませんが、少し傾いてしまっています。
3月11日の地震で倒れなかったのは幸いだったものの、今後いつまで余震が続くかも分からず、万が一石塀が倒れてご近所の方がその下敷きになったりしたら大変ーーということで、当店へと御依頼くださりました。
作業工程(特に積み方)は企業秘密なのでブログに載せることは出来ませんが、ちょっとやそっとの地震ではビクともしない石塀を完成させ、お客様に安心を御提供できればと思います。
ちなみに、この塀に使われている石についてですが、これは栃木県宇都宮市大谷町を中心に採れる「大谷石」と呼ばれる凝灰岩です。
一昔前までは石塀と言えば大谷石が定番でした。
その証拠に、意識して街を歩けば、あちこちの家の石塀がこの大谷石であることに気付くことができます。
何故そんなに人気があったのかというと、大谷石が耐震性や耐火性に優れているからであり、それが大正十二年の関東大震災の時に実績を伴って証明され、その名が一気に広まり、採掘が手掘りから機械掘りになったこともあり、需要が著しく拡大したからなんです。
大学時代に友達と日帰り旅行で宇都宮の大谷石採掘場に行ったことがありましたが、石のことがさっぱり分からなかった当時でも、あの巨大地下空間の奥深くへと進んでいくに連れて盛り上がる雰囲気には結構ワクワクした記憶があります。
今行ったら、きっと違う目線で採掘場を見ることが出来て楽しめるかもしれません。
また、大谷石と言えば、フランク・ロイド・ライトというアメリカの建築家が設計した旧帝国ホテルにふんだんに使われたことで有名ですね。
上述の関東大震災時に耐震性や耐火性が実績を伴って証明されたというのは、この旧帝国ホテルが焼け残ったというところからも来てるんです。
この旧帝国ホテルの内装は本当に職人芸の固まりらしく、業者さん等から話を聞けば聞くほど、行ってみたくなります。
いつか絶対行くぞ!
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