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木村石材店の四代目が、業務に関することや地元・会津に関することを中心にお送りいたします。
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どうもこんばんわ。

気がつけば今年ももう終わりですね。
早いもんです。
今年もまた、沢山の方に支えて頂きながらも無事に乗り切ることができました。

ブログの方は更新しなきゃと思いつつ、いつの間にか数ヶ月・・・。
見てくださっている方が どの程度いるのかは分かりませんが、少しでも多くの方に当店のことをより詳しく知って頂くためにも、来年は更新頻度を少しでも上げたいと思います。
「忙しくて更新できなかった」なんて、ただの言い訳ですからね(笑)

さて。
徐々にではありますが来年のお仕事の依頼も増えてきています。
来年は、今年以上に素晴らしい年であるように願いつつ、また、今年以上にお客様に満足して頂ける石屋さんを目指しつつ、「当店らしさ」を忘れずに、精一杯頑張ろうと思いますので、よろしくお願いいたします。

少し早いですが、
良いお年を。
そして、来年もよろしくお願いいたします。
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どうもこんにちは。
今日は、九月の初め頃に完成したお墓を紹介したいと思います。



普通の五輪塔よりドッシリとしたシルエットの、古代五輪塔です。
五輪塔は五十回忌を迎えたご先祖様を祀る為のものと言われていますが、全てのご先祖様を供養できる供養塔とも言われています。

石種は、インド産のアーバングレーです。
アーバングレーは、硬質で水を吸いにくいので当店でお勧めしている石の一つです。

お客様は県外にお住まいの方でしたが、遠いところを何度も打ち合わせに来ていただき、時にはメールで連絡を取り合い、このような立派なお墓の完成へと辿り着くことが出来ました。

やはり、打ち合わせを重ねに重ねて完成したお墓というのは、お客様には満足していただけ、石屋としても納得のいく仕事ができ、第三者の方からもお褒めの言葉を頂けることが多いです。

それもこれも全て、お客様のおかげです。
どうもありがとうございました!!

先週の土~月曜日は、街中で他県ナンバーのバイクをたくさん見ることができました。きっと連休だったから、ツーリングに来てたんでしょうね。会津には見所が沢山ありますから。

ああいう風に大きな荷物を載せてバイクに乗ってる人を見ると、五年前の夏を思い出します。

こう見えても俺、大学時代はバイクに乗ってたんですよ。バイクに乗れば、きっとモテるだろうと思ってたんです。(結果的には全くモテませんでしたが・・・)

でも、乗ってるうちにドンドンのめり込んでしまい、こりゃぁ旅に出るしかないなと思い、お金を貯め始めたんです。

資金作りの期間は本当に大変でした。
学校が終わってから、8時間のバイト。帰ってくるのは午前1~3時。そして朝になったらまた学校。学校やバイトが休みの日は、所属してた軽音部のバンドの練習。(モテるだろうと思って始めたんだけど、結果的には全くモテませんでした)
アパートにはシャワーと寝るために帰るようなもんでした。

そんなこんなで一年半経った2005年の夏。
夏休みの二ヶ月間全てを費やしての一人旅に出ました。

当時住んでいた横浜から大洗へ。
大洗からフェリーで北海道へ。
そして日本の最北端、宗谷岬へ。
それからひたすら南下し、日本縦断。
そして、日本の最南端・沖縄の波照間島へ。

基本的に、夜は民宿に素泊まりしたり、キャンプ場にテント張ったり、ユースホステルに泊まったりしてたんですけど、日によっては寝床が見つからなくて、 パーキングエリアにテントを張ったり、公園や本屋さんのベンチの上で寝袋に包まったり、コンビニの駐車場でうずくまりながら朝を迎えたり。暴走族や不良に 絡まれたらどうしようって怯えながら寝てましたw

でも、他の旅人と仲良くなることも少なくはなく、旅の情報交換をしたり、一緒にねぶた祭りに行ったり、ご飯をご馳走になったり。
その他にも沢山の人と出会い、沢山の親切を受け、色んな場所に行き、色んな経験ができて、一生忘れられない二ヶ月間になりました。


五年経った今でも、夏になる度、ツーリングしてるライダーを見る度にあの二ヶ月間のことを思い出します。

社会人になり、家族を持った今となっては、もうあんな長期の一人旅なんてできなくなりましたが、死ぬ前にもう一度行けたらいいなとも思います。



【当時乗っていたバイク・shadow400】



【日本最北端・宗谷岬】



【日本最南端・波照間島】

先週の話になりますが、とあるお墓で、手彫りで戒名を彫ってきました。
現在主流の文字彫りの方法は、サンドブラストと言って、石にゴムシートを貼り、文字を切り抜き、砂を吹き付けて彫るものなんですが、今回は石の風化が激しく綺麗には彫れないと判断。
よって手彫りで彫ることになったわけです。



こう見えて自分、手彫りも出来るんです。
父ほど敏速には行きませんが(笑)




サンドブラストが主流になってきてる昨今ですが、こういう技術はずっと後世まで伝えていきたいものです。

たまには仕事の話を。

本日は、先週までお墓のリフォームの仕事をしていたためにできなかった仕事に手を付けました。

次の現場で使う石の整理、墓誌の文字彫り、石磨き。



文字彫りをしたのは、インド産のクンナムという黒御影石です。
このクンナムという石は結構硬い石でして、文字彫りにかかる時間は、白御影の倍に及ぶ時もあります。
しかし吸水率も低く、年数が経っても変色が少ないので非常に人気があります。

今回は10人分の戒名を彫ることになっていたので、午後は丸々文字彫りに費やしました。
明日現場に持って行って、据え付けとなります。


そうして俺が文字彫りをしてる間に、父は工場で石磨きをしてました。
大理石を磨いてほしいという依頼です。

実は、大理石と御影石って磨き方が少し違うんですよ。
御影石の磨き方で大理石を磨いても、ちょっと艶がイマイチと言いますか、石種によっては艶が出ないことも。もっとも、御影石と同じ磨き方でも艶の出る大理石もありますが。
それはともかくとして、上手に磨けば、ご覧の通りです。

【before】





【after】



写真では分かりづらいかもしれませんが、窓の光が反射するくらいにピカピカです。
指触りも凄く滑らかなのに、それをお伝えできないのが非常に残念!

早速お客さんのところへ届けたところ、「こんなに綺麗になるのか!」と喜んで頂けたそうです。
それにしても、この石を何に使うのかが気になります(笑


何はともあれ、当店は大きい仕事も、ちょっとした仕事も、分け隔てなく全力でやることをモットーとしております。
「こんな仕事、引き受けてもらえるのかなぁ」と思うようなことでも、是非、ご相談ください。

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プロフィール
HN:
四代目
年齢:
40
Webサイト:
性別:
男性
誕生日:
1984/03/07
職業:
石材店
趣味:
ボルダリング
P R
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